富山県華僑華人会は９月２３日（秋分の日）、立山町のグリーンパーク吉峰でバーベキュー大会を開き、約５０人が「中秋節」を祝った。

　 林広麗会長が「春節に次ぐ中国の大事な中秋節を一緒に祝いたい」とあいさつした。このあと、来賓の王軍駐名古屋総領事館領事は、

尖閣諸島問題にふれ「中国と日本交流は以前のように戻れるよう祈っている。早期解決と両国発展のため、頑張りたい」と述べた。来賓の

村井宗明衆院議員も「感情的になってはいけない。両国が結びつくことで互いの経済発展がある」とあいさつした。本田正昭県日中友好協

会副会長は、１０月に日中友好協会が約千人の創立60周年記念訪中団を予定しているとし、「早く解決し、節目の年を祝いたい」と述べた

。国連機構・NOWPAP　RCU（北西太平洋行動計画・地域調整部）の鐘暁東富山事務所長も祝辞を述べた。長勢甚遠衆院議員からの祝

電も頂戴した。陳建強富山県華僑華人会副会長より中国功夫の「長拳」を演じ、楽団の「楽屋姫」中国と日本の歌を楽しんだ。

　 その後、集合写真を撮り、バーベキュー大会を開いた。中日間の友好を願い合うパーティーとなった。